心理学 雑記

孫子Ⅰ「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」

最近、孫子の兵法を読み始めました。もちろん、”孫子”という名前は以前にも聞いたことはありました。
ただ、自分には関係ないかなと思い、聞いたことは全て、右の耳から左の耳へ・・・
でももう30代。職場のプレイヤー、駒としての自分だけでなく、全体を俯瞰する大切さを実感し兵法を再読。
記憶を定着させるためにも、ブログに感想を綴っていきます。

孫子の言葉の中でも有名な、この一節。
その意味は、

戦う相手のことを理解し、自分のことも理解したなら、100回戦ったとしても負けることはない


ということ。

孫子が生まれた中国でもこちらの一節は有名ですが、少しだけ言葉が変わっています。
己を知り彼を知れば百戦殆からず」
最初の部分の順番が逆になっているのです。
この理由は、相手を知ることよりも自分自身を知ることの方が難しいからだと言われています。

孫子の兵法が今でも語り継がれているのは、現代を生きる上でも、その考えを生かせるから。
この場合の”彼”とは、例えば会社の競合他社であったり、好意を寄せている異性の相手。
相手の強み、弱み、好み、置かれている状況、環境を知ることは、間違いなくとても大切。
でもそれに加えて、
自分の強みや弱み、状況について知らなくては、相手への対応も決められないはずです。
相手のことだけ、自分のことだけ、と視野を狭めず、俯瞰して戦略を練りたいものです。

ちなみに私は、戦略をせっせと練りつつも、いざ本番を迎えると直感を信じて行動するタイプ。
長々と考えた時間が本当にもったいないですね。トホホ ...

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